建具カタログ2020-2021
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秋田杉木曽檜青森ヒバ建具材の中でも日本の三大美林である秋田杉・木曽檜・青森ヒバはいずれも「質感」「風格」「風合い」「色調」「芳香」等において、日本人の感性や風土に合った最高の建具材です。これら三大美林は、伐採量も極端に少ないために、その希少価値が高級な材料として珍重される所以でもあります。これまでは、良い建具材だということは分かっていても高価な材料ということで、和室の多い和風住宅ではなかなか採用されにくい面もありました。しかし近年の日本の住宅には和室が極端に少なくなってきているため、その部分に本物である「和」の安らぎを求める人も増えてきています。三大美林である秋田杉・木曽檜・青森ヒバをそういった和室にお薦めするのは、質感・風格・色調といった見た目の美しさばかりではなく、三大美林ならではの材の持つ特性が人に優しいからなのです。旧幕藩体制時代より手厚く育成された樹齢150〜200年位の天然杉。鮮紅色で光沢が良く、軽くて弾力性に富む。我が国の代表的樹木で主として本州中部の山地に多く育成する。耐久性も非常に高く、特徴のある香りがある。別名ヒノキアスナロとも呼び、天然木として樹齢200年を越すものが多い。湿気に強く、腐りにくい性質を持っている。また抗菌性にも優れている。5■ 日本三大美林が高級建具材となる理由日本三大美林について

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